NPO法人neomuraは、4月27日(火)に駒澤大学経済学部・非営利組織論a(担当:松本典子教授)に代表理事・新井が講師として登壇しました。
当日は、約150名の生徒がオンライン受講する中で、NPOとしてのneomuraの活動を紹介しました。
「労働ではない仕組みで、町の関係性や、人と人のつながりをつくり、町が豊かになっていく」
地域おこし活動で多くの活動家が課題として直面する「オールドコミュニティvsニューコミュニティ問題」については、
「この2つは、登り方が違うだけで、同じ山を登っている。まずはそれぞれのコミュニティの"文脈"を紡ぎ取ってあげることから」
とコメントし、地域コミュニティにおける多様性を包摂する大切さを再認識しました。
その上で、営利・非営利それぞれの存在意義にも議論はおよび、
「労働ではない仕組みで、町の関係性や人と人のつながりをつくり、町が豊かになっていく」
そして、
「効率・分業・生産性を追求している資本主義社会において、人間的なところ・心をつくる存在として非営利組織があってもよいのでは」
という投げかけを行いました。
最後は代表・新井の最近のテーマでもある『偶有性』の大切さについても講義。
お祭りひとつとっても、偶有性が連鎖しており、物事の本質の周辺にあるご縁や出会いにも大きな価値がある、というお話でまとめました。
引き続き、neomuraは地域活動の実践を通して、学問領域としての発展にも貢献してまいります。
松本典子教授のHPはこちら
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